布団をコインランドリーで洗うやり方|洗えるか見分けて失敗を防ぐ
暮らしはじめ編集部|約14分で読めます
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結論、布団をコインランドリーで洗う前に洗濯表示の桶マークを必ず確認してください。水洗い不可の布団を無理に洗うと、二度と元の状態には戻りません。洗える布団だと分かってから紐で縛って洗濯機に入れ、乾燥は生乾きにならないようしっかり行うのが、失敗しない一番のやり方です。
「布団を洗いたいけど、コインランドリーでいきなり洗って大丈夫?」——初めてだと不安になりますよね。Yahoo!知恵袋にも「失敗したらどうしよう」という質問が数多く寄せられています。
そこで今回は、布団専用のコインランドリー機器を製造し実店舗も運営するTOSEI(トーセイ)の公式情報をもとに整理しました。洗える布団の見分け方から手順、乾燥のコツ、料金の目安まで確認していきましょう。羽毛布団を圧縮袋にしまってよいかどうかも、メーカー公式の見解にもとづいて説明します。
結論:布団は「洗えるか」を先に確かめればコインランドリーで洗える
- 洗濯表示の桶にバツ印がある布団は水洗いできない
- 羽毛布団・化繊布団は水洗い表示があれば基本的に洗える。真綿・羊毛・キルティングなしの布団は洗えないことが多い
- 乾燥が甘いとカビ・においの原因になるため、乾燥まで確実に行う
コインランドリーで布団を洗う一番の失敗は、洗えない布団を洗ってしまうことです。乾燥や紐の縛り方より先に、この見きわめが重要になります。
次の章から、実際の見分け方を順番に確認していきましょう。
まず確認:洗える布団と洗えない布団の見分け方
布団専用のコインランドリー機器メーカーTOSEIの公式コラム「敷布団も掛け布団もコインランドリーで洗おう!」を参考にします。洗濯マークが付いているもの、手洗いの表示がある羽毛布団・化繊布団は基本的に洗えます。
一方で、真綿の布団や羊毛布団、キルティング加工されていない布団は洗えないので注意しましょう。
綿は水に濡れると固くなり、洗濯すると中の綿がボロボロになる可能性があります。羊毛は縮んでしまうため、この2つの素材は特に注意が必要です。
| 中わたの素材 | コインランドリーで洗えるか |
|---|---|
| ポリエステル100% | 洗える(乾燥目安 約20分〜) |
| 羊毛50%+ポリエステル50% | 洗える(乾燥目安 約30分〜) |
| 綿100% | 洗える(乾燥目安 約50分〜・巻きネット推奨) |
| 羽毛(キルティングあり) | 洗える(洗濯乾燥コース指定) |
| 羊毛100%・真綿 | 洗えないことが多い |
| ウレタン(体圧分散タイプ) | 洗えないことが多い |
▶ この表はTOSEI公式サイトが掲載する目安です。最終的には布団本体の洗濯表示を必ず確認してください。
キルティング加工がされていない布団や、打ち直しをした敷布団は中の素材が偏りやすく、破損の恐れがあると案内されています。ほつれや傷みがある布団も、洗濯によって状態が悪化する可能性があるため注意しましょう。
側生地がシルクやレーヨンの布団は水に弱く、水洗いよりもクリーニングが推奨される場合があります。表示を見ても迷うときは、布団メーカーに直接確認するのが確実です。
この相談のように、お店の説明表示だけを見て布団の素材を確認しないまま洗ってしまう失敗は少なくありません。お店の対応表と、布団本体の洗濯表示の両方をチェックしておくと安心です。
持っていく前の準備:サイズ・ネット・料金と時間の目安
洗える布団だと確認できたら、次は持っていく前の準備です。ポイントは3つあります。
- 布団がドラムの7〜8割程度に収まる大きさの洗濯機を選ぶ
- 敷布団は紐で縛る、または専用の巻きネットを使う
- 掛け布団はカバーを外してから入れる
カジタクの解説記事によると、洗濯は容量の9割、乾燥は3割程度を目安にすると布団を傷めにくいそうです。詰め込みすぎは、洗いムラや型崩れの原因になるので避けましょう。
敷布団は、キルティングされていないものや打ち直しをしたものほど、中わたが偏りやすい傾向にあります。不安な場合は保護用の巻きネットを使うと安心です。
| 布団の種類 | 洗濯〜乾燥の時間目安 | 料金の例 |
|---|---|---|
| 掛け布団(羽毛) | 20〜90分 | 約1,400円 |
| 敷布団 ← 巻きネット推奨 | 40〜90分 | 約2,100円 |
| 毛布・タオルケット | 20分〜 | 店舗の料金表を確認 |
▶ 上の料金はTOSEIの実店舗(東京都内)での実例です。コインランドリーの利用価格は店舗によって異なるため、必ず現地の料金表で確認しましょう。
洗剤は備え付けのものが自動投入される店舗が多く、持参が不要なケースもあります。ただし店舗ごとに設備は異なるため、洗剤を持っていくべきか事前に確認しておくと二度手間になりません。
このように、紐やネットの要不要は機種によって案内が分かれることがあります。TOSEIの公式案内では巻きネットの使用がすすめられていますが、最終的には利用する店舗の案内板の指示に従うのが一番確実です。
コインランドリーでの布団の洗い方(手順)
準備ができたら、実際の手順に入ります。掛け布団と敷布団で、入れ方のコツが少し違います。
| 手順 | やること | 時間の目安 |
|---|---|---|
| ①布団を確認 | 洗濯表示・ほつれの有無をチェック | 数分 |
| ②布団を入れる | 敷布団は折りたたむ、掛け布団はそのまま入れる | 5分ほど |
| ③洗濯コースを選ぶ ← 通常コースは選ばない | 「ふとん洗濯コース」など専用コースを選択 | 洗濯20〜50分 |
| ④乾燥 | 専用の乾燥コースでしっかり乾かす | 20〜90分 |
▶ 洗濯が終わったらすぐに乾燥機へ移すのがポイントです。生乾きの状態で放置すると、においやカビの原因になります。
敷布団は、横に広げた状態からまず横半分に折り、さらに折り込んでからドラムの内側に沿わせるように入れましょう。真ん中が空洞になるように入れると、洗いムラが出にくいとされています。
掛け布団は畳む必要はなく、そのままざっくりと入れて構いません。洗剤が自動投入される機種であれば、持参は不要です。
この不安の裏返しとして、TOSEI公式サイトも「ほつれや布の痛みがある布団は、破損する恐れがある」「洗濯による布団の破損の補償はできかねる」と明記しています。羽が抜けそうな傷みがある布団は、洗う前に必ず確認しておきましょう。
乾燥のコツ:生乾きが一番まずい理由
布団の中わたは厚みがあるため、表面が乾いていても中心部が湿っていることがよくあります。ここで乾燥を止めてしまうのが、一番よくある失敗です。
中わたが湿ったまま収納すると、カビや雑菌が繁殖し、独特のにおいの原因になります。一度カビが生えると、家庭では取り除くのが難しくなるので注意しましょう。
乾燥の途中で一度取り出し、布団を軽くほぐしたり、たたいたりすると、中わたに空気が入りやすくなり、乾きムラを防げます。特に羽毛布団は、この一手間でふくらみの戻り方が変わってきます。
乾いたかどうかは、布団の中央部分を手で押さえて確認しましょう。表面だけでなく、芯まで温かく乾いた感触があるかがポイントです。少しでも湿り気を感じたら、追加で乾燥をかけましょう。
乾燥不足のまま持ち帰ると、このようにふくらみが戻らないまま固まってしまうことがあります。追加乾燥や陰干しで多少は回復しますが、洗った当日にしっかり乾燥まで済ませておくのが一番の予防策です。
羽毛布団を圧縮袋にしまうのはNG(保管の注意)
きれいに洗い上がった布団を、収納スペースの都合で圧縮袋にしまいたくなる人も多いはずです。しかし羽毛布団については、メーカー各社がこれを避けるよう案内しています。
寝具メーカーのフランスベッドは、公式サイトのFAQでこう説明しています。「1度壊れてしまったダウンボールは、圧縮を解いても元の状態に戻ることはありません」(出典:フランスベッド公式サイト)。
寝具大手の西川ストアも、公式コラムでこう案内しています。「つぶれた羽毛が復元しない可能性がありますので、圧縮袋の使用は避けた方が良いでしょう」(出典:西川ストア公式サイト)。
- 圧縮袋は使わないのが基本
- 不織布の収納袋など、通気性のある袋で保管する
- 湿気を含んだまま収納しない(乾燥まで済ませてから)
せっかくコインランドリーできれいに洗っても、収納時に圧縮してしまうとふくらみが戻らなくなってしまいます。洗った後の保管方法まで含めて、はじめて「洗う」の完成だと考えておきましょう。
なぜ「通常の洗濯コース」ではダメなのか
コインランドリーの店舗では「通常の洗濯コースではふとんは洗えません。ふとん洗濯コースをご使用ください」と案内されています(出典:TOSEI公式サイト)。これは単なる推奨ではなく、機械を守るための決まりです。
布団のように大きくて重いものを通常コースで洗うと、脱水時にドラムの中で重さが偏り、機械がエラーで止まってしまうことがあります。専用コースは、こうした偏りを防ぐ運転パターンになっているのが理由です。
マットレスについても、素材によっては変形・劣化・破損の原因になるとされ、対応可否は店舗への確認が必要です。「布団っぽいものは何でも専用コース」と考えておくと、失敗が減ります。
あなたの布団タイプ別の洗い方
洗濯乾燥コースを使い、追加で乾燥させたいときは回転乾燥機を使いましょう。乾燥の途中で一度取り出し、ふくらみをほぐすひと手間が仕上がりを左右します。
紐で縛るか巻きネットを使い、ドラムの内側に沿わせて入れます。綿100%の布団は乾燥に約50分以上かかることが多いため、時間に余裕を持って持ち込みましょう。
この素材はコインランドリーでは洗えないことが多いとされています。無理に洗うと縮みや破損につながるため、宅配クリーニングなど専門業者への相談が安心です。
アクリル素材のこたつ布団は洗える場合が多いですが、洗濯表示が全て×の場合もあります。表示を確認できないときは、無理に洗わず店舗スタッフに相談しましょう。
コインランドリー・宅配クリーニング・布団乾燥機の使い分け
ここまでの内容を踏まえると、使い分けの基準は「洗濯表示で洗えるかどうか」と「自分で作業する時間があるか」の2つです。
| コインランドリー | 宅配クリーニング | 布団乾燥機 | |
|---|---|---|---|
| 向いている布団 | 水洗い表示ありの羽毛・化繊・ポリ布団 | 洗えない布団も含めて全般 | ダニ対策・日常の湿気取り |
| 費用の目安 | 1枚1,400〜2,100円程度 | 1枚10,000円台〜(保管付きも) | 本体6,000〜15,000円 |
| 自分の手間 | 店舗まで運ぶ必要あり | 集荷・返却まで任せられる | 家で完結 |
▶ 真綿・羊毛・シルク側生地などコインランドリーで洗えない布団は、宅配クリーニングが唯一の丸洗いの選択肢になります。
とはいえ、コインランドリーでの丸洗いは1枚1,400〜2,100円程度と手頃です。
ただし洗濯表示を確認した結果「真綿」「羊毛100%」「シルク側生地」だった場合、無理に洗うと縮みや型崩れで布団そのものがダメになるリスクがあります。
理想は、洗える布団はコインランドリーで、洗えない布団は専門の宅配クリーニングでと使い分けることです。
もし洗濯表示を確認して「これは自分では洗えなさそう」と感じたなら、集荷から返却まで任せられる宅配クリーニングを検討してみましょう。
自分では洗えない布団だと分かった人へ
真綿・羊毛・シルク側生地の布団は、コインランドリーでは対応できないことが多いです。宅配クリーニング4社の料金・保管・納期を実際に比較しています。
やってしまいがちな失敗
Yahoo!知恵袋には、実際にコインランドリーで布団を洗って困った人の声が数多くありました。正直にお伝えします。
このように、綿100%の敷布団は洗濯機の中でわたが偏りやすいことが分かります。事前に素材を確認していれば防げた失敗といえるでしょう。
片寄りは、乾燥だけでは完全には戻らないことが多いようです。洗う前の素材確認と、巻きネットの使用で防げる失敗なので、ぜひ準備の章を読み返してみてください。
- お店の対応表だけを見て、布団本体の洗濯表示を確認していなかった
- 綿・羊毛の布団を、巻きネットなしでそのまま洗った
- 乾燥を途中で切り上げて、生乾きのまま持ち帰った
- 洗い上がった羽毛布団を、そのまま圧縮袋にしまった
よくある質問
洗える布団・料金について
Q. 布団はコインランドリーで洗えますか?
A. 洗濯表示に水洗い可のマークがある布団は基本的に洗えます。真綿・羊毛・キルティングなしの布団は洗えないことが多いため、表示の確認が必須です。
Q. 料金はいくらくらいかかりますか?
A. TOSEIの実店舗例では掛け布団1枚約1,400円、敷布団1枚約2,100円でした。料金は店舗によって異なるため、現地の料金表を確認しましょう。
Q. 布団は何キロ・何枚まで洗えますか?
A. 明確な重さの上限は店舗によって異なりますが、布団がドラムの7〜8割程度に収まる洗濯機を選ぶのが目安です。詰め込みすぎは洗いムラの原因になります。
洗い方・乾燥について
Q. 洗濯ネットは必要ですか?
A. TOSEI公式では敷布団の保護に巻きネットの使用をすすめていますが、機種によっては紐や巻きが逆にエラーの原因になるとの声もあります。店舗の案内板の指示に従いましょう。
Q. 乾燥はどのくらいの時間が必要ですか?
A. 素材やサイズによって20分〜90分ほどが目安です。表面だけでなく芯まで乾いているかを手で確認しましょう。
Q. 羽毛布団は圧縮袋にしまってもいいですか?
A. フランスベッド・西川ストアなど寝具メーカー各社が、圧縮袋の使用は避けるよう案内しています。ダウンボールがつぶれると元に戻らないためです。
Q. どのくらいの頻度で洗えばいいですか?
A. 公式に明確な頻度の記載は見当たりませんでしたが、汗や皮脂の汚れが気になったタイミング、季節の変わり目を目安に洗う人が多いようです。
まとめ:洗えるか確認してから、乾燥まで確実に
- 洗濯表示を確認し、洗えない布団は無理に洗わない
- 紐や巻きネットで型崩れを防ぎ、乾燥は生乾きにならないまで続ける
- 羽毛布団を洗った後は、圧縮袋にしまわない
コインランドリーでの布団洗いは、見きわめさえ間違えなければ難しい作業ではありません。まずは布団の洗濯表示を確認するところから始めてみてください。
ここまでの手順を守れば、コインランドリーでの布団洗いはおよそ1,400〜2,100円で済みます。
ただし洗濯表示が水洗い不可だったり、真綿・羊毛・シルク側生地だったりする布団は、この方法では対応できません。
理想は、洗える布団は自分でコインランドリーへ、洗えない布団は専門の宅配クリーニングへと使い分けることです。
もし洗濯表示を見て「これは無理そう」と感じた布団があるなら、次の休日に申し込むだけで、専用設備の水洗いで丸ごとリセットできます。
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