格安SIMに変えて後悔?実際の声と4社比較でわかる注意点
暮らしはじめ編集部|約12分で読めます
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結論、格安SIMで後悔しない選び方は「自分が困りそうな1点を先に潰しておく」ことです。今回、実際に「変えて後悔した」という声を探し、主要4社(UQ mobile・楽天モバイル・IIJmio・mineo)を料金・通話料・支払い方法・店舗の有無で比較しました。後悔した点を先に知っておくほど、失敗しにくくなります。
格安SIMは大手キャリアより料金は安くなりますが、その分どこかで我慢が必要になる仕組みです。何を我慢できて、何を我慢できないかを先に知っておくのが、この記事の目的です。
- 店舗・キャリアメール・口座振替が欲しいならUQ mobileが失敗しにくい
- データをたくさん使うなら楽天モバイル(無制限プランあり)
- とにかく料金を削りたいならIIJmio(2GBから55GBまで細かく選べる)
実際に「格安SIMに変えて後悔した」人の声
まずは実際にどんな点で困った人がいるのかを、Yahoo!知恵袋の質問から探しました。多かったのは「速度」「メール」「店舗」「支払い方法」の4系統です。
①昼休みや夕方に遅くなる
一番多かったのが速度の悩みでした。格安SIM(MVNO)は大手キャリアから回線の一部を借りています。利用者が集中する時間帯は、どうしても影響を受けます。
この質問への回答は「マイネオに限る話ではない」という内容でした。キャリアから回線の一部を借りている構造上、その時間帯は速度が出にくくなります。
②キャリアメールが急に使えなくなる
2つ目はキャリアメール(@docomo.ne.jp等)の悩みでした。乗り換え後に使えなくなり、登録していたサービスがまとめて困ることになります。
ベストアンサーでは「メールアドレス持ち運びのサービスを使えば、乗り換え後もキャリアメールを継続して使える」と案内されていました。料金の目安はドコモ・auが月額330円、ソフトバンクが年額3,300円です。乗り換え前に確認しておけば、この後悔は避けられます。
③店舗が無くて相談できない
ベストアンサーでは「格安SIMは経費を削って安くしているので実店舗はほとんど無い」と説明されていました。加えて、ほとんどの格安SIMは口座引き落としに対応しておらず、クレジットカード支払いが中心だとも触れられていました。店舗と支払い方法、両方の後悔ポイントがまとめて出てくる質問です。
④LINEの年齢確認ができない
回答では「LINEアプリとSIM(SMS)が紐付いているため、その行為は意味を成さない」とされていました。対応会社の例としてIIJmio・イオンモバイル・mineoが挙げられていました。
対応状況は会社や時期によって変わります。契約前に各社公式サイトかLINEのヘルプで確認してください。
格安SIMで後悔しやすい人・しにくい人
ここまでの声を整理すると、後悔するかどうかは「自分の使い方」でほぼ決まるとわかります。
昼休みや通勤時間に動画・SNSをよく見る人/店舗でのサポートに慣れている人/キャリアメールを日常的に使っている人/口座振替でしか支払いたくない人
自宅やWi-Fi環境中心で使う人/自分で設定やトラブル対応ができる人/クレジットカード払いに抵抗が無い人/データ使用量がそれほど多くない人
自分がどちらに近いかを先に決めてから会社を選ぶと、選び方に迷いにくくなります。
主要4社を料金・通話料・支払い方法で比較
今回比較したのはUQ mobile・楽天モバイル・IIJmio・mineoの4社です。各社の公式サイトを実際に確認しました。通信速度は環境で変わるため、この表には含めていません。
| イチオシ ◎ まず登録すべき UQ mobile |
○ サブで使う 楽天モバイル |
○ サブで使う IIJmio |
△ 条件が合う人だけ mineo |
|
|---|---|---|---|---|
| 月額(20GB前後の目安) | 自宅セット割で2,728円(5GB超〜30GB、割引前4,048円) | 3GB以下1,078円/3〜20GB2,178円/20GB超は無制限3,278円 | 15GB1,600円/25GB2,000円 | 15GB1,958円/30GB2,178円 |
| データ量の選び方 | 5GB以下/5GB超〜30GBの2段階 | 3段階+20GB超は無制限 | 2GB〜55GBまで8段階で細かく選べる | 3GB〜50GBの5段階+独自の「マイそく」 |
| 通話料 | 22円/30秒(通話放題660円〜) | 専用アプリ利用で無料(未使用時22円/30秒) | 22円/30秒(通話定額オプションあり) | 22円/30秒(かけ放題1,210円〜) |
| 支払い方法 | クレジットカード・口座振替 | クレカ・デビット・口座振替(手数料110円)・楽天ポイント | クレジットカードのみ | クレジットカードのみ(単体契約時) |
| 店舗 | あり(全国) | 一部の相談カウンターのみ | 基本無し | あり(数は少ない) |
| キャリアメール相当 | オプションあり(220円/月) | 公式に記載なし | 公式に記載なし | 公式に記載なし |
▶ 「後悔した点」を一番多くカバーしているのはUQ mobileです。データをたくさん使うなら楽天モバイル、料金を最優先するならIIJmioが候補になります。
UQ mobileの店舗・料金を確認する 全国に店舗があり、キャリアメールオプション・口座振替にも対応選び方の基準は3つ
4社を比べてわかったのは、見るべきポイントは実質3つしかないということです。
頼りたい人は店舗のある会社、自分で解決できる人はオンライン専業の会社でも問題ありません。
動画やゲームが多いなら無制限プランのある会社、少なければ2GB前後から選べる会社が有利です。
口座振替でないと契約したくない人は、対応会社が限られる点に先に注意してください。
4社の特徴と短評
◎ まず登録すべき UQ mobile
KDDI(au)グループが運営する会社で、全国に店舗があり、来店して相談できます。月額料金の「メールオプションサービス」(220円/月)でキャリアメール相当のアドレスを持てる点も、他社には無い強みです。
支払い方法もクレジットカード・口座振替の両方に対応しています。店舗・キャリアメール・支払い方法の3つをまとめて解消できる会社です。データ量は5GB以下と5GB超〜30GBの2段階のみで、細かい調整はできません。
UQ mobileの申し込み方法を見てみる 店舗あり・キャリアメールオプション・口座振替すべてに対応○ サブで使う 楽天モバイル
データ量に応じて料金が変わる3段階制で、20GBを超えると自動でギガ無制限になるのが特徴です。専用アプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話が無料になり、通話料を気にせず使えます。
一方で相談できる店舗は少なく、基本はオンライン完結です。手続きに慣れている人向けの会社といえます。
楽天モバイルの料金プランを見てみる データを使うほど自動でギガ無制限になる仕組みです○ サブで使う IIJmio
2GBから55GBまで8段階でデータ量を細かく選べるのが最大の特徴で、価格も今回比較した中で最も安い水準です。サブ回線・データ専用SIMとしても人気があります。
支払い方法はクレジットカードのみで、店舗も基本的にありません。自分で契約・設定を完結できる人向けです。
IIJmioの料金プランを見てみる(クレジットカード払いのみ要確認) データ量を2GB刻みで細かく選べます△ 条件が合う人だけ mineo
3GBから50GBまでの通常プランに加え、「マイそく」という独自の格安プランがあり、平日12時台は速度が抑えられる代わりに月額料金が下がるという珍しい仕組みを持っています。
ただし支払い方法は単体契約の場合クレジットカードのみで、通常プランの料金は今回の4社の中で突出して安いわけではありません。料金の速さより「マイそく」の仕組みに魅力を感じる人向けの選択肢です。
mineoの料金プランを見てみる(支払い方法は要確認) 昼だけ速度を抑えて安くする「マイそく」が選べますあなたに合うのはどれ?状況別ミニ診断
UQ mobileが向いています。全国に店舗があり、キャリアメール相当のオプションも魅力です。
楽天モバイルなら20GBを超えると自動でギガ無制限になるため、データ量を気にせず使えます。
IIJmioは2GBから55GBまで細かく選べ、価格も今回の4社で最安水準です。
mineoの「マイそく」のような独自プランを検討する価値があります。
乗り換え前にやることチェックリスト
比較した会社が決まっても、準備をせずに申し込むと後悔の元になります。乗り換え前に次の4点を確認してください。
- 今の端末の残債:分割払いが残っていないか確認
- SIMロック解除:総務省のガイドラインでは2021年10月以降に発売された端末は原則SIMロックをかけずに販売するとされていますが、それより前の端末は解除が必要な場合があります
- MNP予約番号の取得:電話番号を引き継ぐ場合に必要(会社によっては不要な方式もあります)
- メールアドレスの移行:キャリアメール持ち運びサービスの利用可否を先に調べておく
この4点さえ先に確認しておけば、「乗り換えたら急に困った」という事態はほとんど防げます。特にキャリアメールとSIMロックは、乗り換え当日に気づいて慌てる人が多い項目です。
契約前に知っておきたい注意点
比較表には載せきれなかった、契約前に知っておくべき点を2つ補足します。
通信速度は断定できない
通信速度は場所・時間帯・端末によって変わります。「速い」「遅い」と言い切ることはできません。今回紹介した知恵袋の声も、個人の体験談として参考にしてください。
LINE年齢確認の対応は変わることがある
LINEの年齢確認に対応しているかは会社によって異なります。対応状況は時期によって変わる可能性があります。お子さんの利用で年齢確認が必須の場合は、契約前に各社公式サイトかLINEのヘルプで確認してください。
よくある質問
後悔について
Q. 格安SIMに変えて後悔しやすいのはどんな人ですか?
A. 昼休みや通勤時間帯に動画やSNSをよく見る人、店舗でのサポートに慣れている人、キャリアメールを日常的に使っている人です。乗り換え前にこの3点を確認しておくと後悔しにくくなります。
Q. 格安SIMのデメリットは何ですか?
A. 混雑する時間帯に速度が落ちやすいこと、キャリアメールが原則使えないこと、店舗が少なく対面サポートが難しいことが主なデメリットです。
会社選びについて
Q. 格安SIMで店舗があるのはどこですか?
A. 今回比較した中では、UQ mobileが全国に店舗を持っています。mineoも一部店舗がありますが数は少なめです。
Q. 格安SIMは口座振替に対応していますか?
A. 会社によって異なります。今回比較した中ではUQ mobileと楽天モバイルが口座振替に対応していますが、IIJmioとmineoはクレジットカードのみです。
まとめ:後悔した点を先に知っておくのが一番の対策
- 後悔の多くは速度・キャリアメール・店舗・支払い方法の4点に集中している
- 店舗やサポートを重視するならUQ mobile、データ重視なら楽天モバイル、料金重視ならIIJmio
- 乗り換え前に残債・SIMロック・MNP・メール移行の4点を確認しておく
格安SIMは「安いから」だけで選ぶと、店舗やキャリアメールが無くて後悔することがあります。自分が困りそうな1点を先に潰しておくだけで、失敗はかなり防げます。
とはいえ、今回比較したのは4社だけです。「本当にこの4社の中でいいのか」と迷う人もいるはずです。
例えば毎月のスマホ代を7,000円から3,000円に落とせれば、年間で48,000円の差が生まれます。
理想は、格安SIMだけでなく端末代・料金プラン全体を見直して、ムダな支払いをまとめて洗い出すことです。
もし「そもそもスマホ代全体をどう見直せばいいか分からない」なら、後悔しない会社を選ぶ前段階の見直し手順を先に確認しておきましょう。
もう一つ、見落としがちな支出があります。スマホ代だけを見直しても、自宅のネット回線が高いままでは効果は半分です。
例えば光回線を工事不要のプランに変えるだけで、月々1,000円前後下がるケースもあります。
理想は、スマホとネット回線をセットで見直して、毎月の通信費全体を数千円単位で下げることです。
もし自宅のネット回線を選び直したいなら、工事の要不要から比較した記事もあわせて確認してください。


