賃貸審査に落ちる人の特徴7つ|無職・フリーター・新社会人の通し方
暮らしはじめ編集部|約9分で読めます
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結論、賃貸の審査に落ちてしまう人には、似ている特徴が7つあります。家賃と収入のバランス、働き方、滞納したことがあるか、借りているお金があるか、保証人、書類に書いた内容、そして会ったときの態度です。
「理由も教えてもらえないまま落ちた」という声は、少なくありません。無職やフリーター、新社会人という立場そのものが原因とは限らず、多くは準備で変えられる部分です。この記事では、特徴7つと、立場ごとの通し方をまとめます。
むずかしく考えなくても大丈夫です。ひとつずつ、順番に見ていきましょう。
- 落ちやすい特徴は7つに整理できる
- いちばん多いのは家賃が収入に対して高すぎるケース
- ほとんどは今日から準備で変えられる
全体像:賃貸審査に落ちる人の特徴7つ早見表
まずは全体を見てみましょう。7つの特徴を、直しやすい順に並べました。むずかしいことは、ひとつもありません。
| 特徴 | 直しやすさ | 効く対策 |
|---|---|---|
| 家賃が収入に対して高い ← 最多 | ◎自分で直せる | 家賃の見直し |
| 収入が不安定 | ○補える | 預貯金審査 |
| 保証人に問題あり | ○補える | 保証人の変更 |
| 申告の食い違い | ◎自分で直せる | 正しく書く |
| 対応の印象が悪い | ◎自分で直せる | 言葉遣い |
| 滞納歴がある | △時間がかかる | 別の保証会社へ |
| 借入の返済遅れ | △時間がかかる | 完済してから再挑戦 |
▶ いちばん多いのは家賃が収入に対して高すぎるケースです。ここは今日からでも直せます。
特徴1:家賃が収入に対して高すぎる
審査でまず見られるのは、家賃と収入のバランスです。目安は、手取り月収の25〜33%までとされています(SUUMO)。
手取り15万円なら、家賃は4万〜5万円ほどが安全な範囲になります。手取り18万円なら4.5万〜6万円、手取り22万円なら5.5万〜7.3万円くらいが目安です。
今の手取りに対して、家賃が高すぎる物件を選んでいないか、まず見直してみてください。
だれにでも、起こりうることです。
特徴2:収入が不安定な働き方をしている
フリーターや歩合制、フリーランスは、正社員より収入の波が大きいと見られがちです。国税庁の調査では、フリーターの平均年収はおよそ202万円で、月の手取りは12万〜14万円くらいとされています(SUUMO)。
月ごとの増減が大きいと、払い続けられるか不安に思われやすくなるものです。給与明細や確定申告の控えなど、収入がわかる書類を早めにそろえておくと安心でしょう。きっと、うまくいくはずです。
特徴3:家賃を滞納した過去がある
むかし家賃を滞納した記録は、保証会社どうしで分け合うしくみがあります。仲間に入っている保証会社は、住んでいる人の情報をまとめて持っているからです(全国賃貸保証業協会)。
この仕組みのせいで、A社で滞納した記録が、別の保証会社の審査にひびくこともあります。
特徴4:借入・クレジットの返済が遅れている
カードローンや奨学金の支払いが遅れると、指定の信用情報機関に記録が残ります。家賃の保証会社のなかには、この記録を照会できる会社もあるようです(CIC)。
「賃貸の審査は、借金があると不利になる」という声も、こうした照会のしくみが背景にあるからでしょう。滞納している借入があるなら、審査より先に、返済の状況を整理しておくのが近道です。むずかしい話ではありません。
特徴5:連帯保証人の属性に問題がある
保証人は、誰でもいいわけではありません。定年退職した親や、収入の少ない友人を立てると、支払う力を疑われて不利になりがちです。
保証会社を使うときは、はじめに払うお金が家賃の0.5〜1ヶ月分、毎年払うお金が1万円くらいが目安です。保証人に不安がある人ほど、保証会社を使う物件を選ぶと通りやすいでしょう。
特徴6:申告の内容と実際が食い違っている
審査を通したい一心で、勤務先や年収を実際より良く書いてしまう人がいます。多くは、在籍を確かめる電話や、書類の提出で食い違いがばれてしまうものです。
正しい内容で申告し、収入に不安があるなら、その理由も先に担当者へ伝えておくほうが心証は良くなるでしょう。かくしごとは、しないほうがいいです。
特徴7:内見や電話対応の印象が悪い
大家さんや管理会社の担当者は、ちょっとした雑談からも人柄を見ています。言葉遣いや、あいさつのていねいさだけでも印象は変わるものです。
横柄な態度や、強い言い方は、近所とのトラブルを連想させて敬遠されやすくなります。特別なふるまいは要らず、ふだんどおりの礼儀があれば十分でしょう。むりに背伸びをする必要はありません。
業者側の種明かし:保証会社・大家・管理会社はどこを見ているか
審査には、3つの立場が関わっています。大家さんは、「この人と長くトラブルなく付き合えるか」という目で見ています。
管理会社は、大家さんと住む人のあいだに立って、書類をそろえながら審査を進める役目です。人柄や暮らし方の印象は、この管理会社がいちばん先に感じ取ります。
保証会社は、いちばん数字を見る立場です。年収や勤めてきた年数、信用情報のデータを見比べて、家賃を払い続けられるかを機械的に判定します(国土交通省)。
だからこそ、印象で直せる部分と、数字で示すしかない部分は、分けて考える必要があるでしょう。
大家さんが思っていること
ここには、大家さんの本音もかくれています。家賃を1件でも滞納されると、督促の手間や、退去してもらうまでの期間の損失が大きいものです。
だからこそ、収入の基準(家賃は手取りの3分の1まで等)を機械的に厳しく見る構造があると考えられます(国土交通省)。ゆるめてしまうと、自分たちが損をするだけだからです。
保証会社が思っていること
保証会社の本音も、似たしくみです。審査を通した瞬間から、家賃を滞納されたときの立て替えリスクを自社が背負うことになります。
だからこそ、過去の家賃滞納だけでなく、携帯電話端末代の分割払いの遅れなど、信用情報にあらわれる「滞納のクセ」を重く見ていると考えられます。
通し方の本質は、「収入の絶対額」を大きく見せることではありません。「この人は滞納しなさそうだ」という根拠を、家賃の余裕・貯金・保証人・正確な申告というかたちで示すことこそが、審査を通す近道になります。
属性別の通し方:無職・フリーター・新社会人が今日からできる方法
ここからは、立場ごとの具体的な対策です。自分に近いものを見てみてください。
収入が無いぶん、貯金で審査してもらうのが基本になります。目安は、家賃の1〜2年分の貯金を見せられること。親族に代わりに契約してもらう方法や、審査がゆるめの独立系の保証会社に変えてもらう相談も有効でしょう。
家賃を手取りの3分の1以内に抑えるのが最優先です。給与明細や確定申告の控えを準備し、収入に増減があるなら理由もあわせて伝えましょう。預貯金審査を組み合わせると、さらに通りやすくなるはずです。
まだ働いた実績が無くても、内定の通知書や雇用の契約書を出せば、これから払っていける見込みを示せます。親を保証人に立てる、貯金や仕送りの証明を出す、この2つを組み合わせると、さらに安心です(ミニミニFC蒲郡店)。
最低限これだけ:審査に落ちないためのコツ3つ
すべてを完璧にする必要はありません。最低限、この3つさえ守れば、失敗はぐっと減るはずです。
1つ目は、家賃を手取りの3割以内に抑えること。2つ目は、申告の内容を正しく書くこと。3つ目は、収入に不安があるなら、預貯金や保証人でその分を補うことです。
とはいえ、審査に通っても、初期費用はそのままです。
保証会社への支払いだけで家賃の0.5〜1ヶ月分、毎年1万円ほどかかります。ここに敷金・礼金が加わると、初期費用は家賃の4〜5ヶ月分になりがちです。
お祝い金がもらえるサイトを使えば、この負担を数万円ぶんだけ軽くできます。
もし審査に通る見込みが立ったなら、申し込む前にお祝い金サイトを経由するだけで、保証会社への支払い(家賃0.5〜1ヶ月分)くらいは取り戻せます。
よくある質問
Q. 審査に落ちた理由を教えてもらえますか?
A. ほとんどの場合、具体的な理由は教えてもらえません。心当たりのある特徴から順に見直すのが現実的でしょう。あせらなくても、だいじょうぶです。
Q. 一度落ちると、次の審査にもひびきますか?
A. 滞納など信用情報にかかわる理由なら、ひびくことがあります。単に家賃が高すぎただけなら、物件を変えれば通ることも多いようです。
Q. 保証会社を変えれば、通りやすくなりますか?
A. 信販系やLICC系より、独立系の保証会社は審査がゆるい傾向にあります。不動産会社に変更できないか、相談してみましょう。
Q. 無職やフリーターというだけで断られますか?
A. それだけで断られることは、基本的にありません。支払う力を、収入以外の方法でも示せるかがポイントになります。
まとめ:審査に落ちたら次にやること
まずは、7つの特徴のどれに当てはまるかを整理してみましょう。家賃の見直しと、正しい申告は、今日からすぐに直せる部分です。
収入や保証人に不安がある人は、貯金で見てもらう審査や、独立系の保証会社という道も考えてみてください。初期費用そのものを抑えたい人は「賃貸の初期費用は値切れる」も参考になるはずです。
審査を通したあとの初期費用は、お祝い金でさらに軽くできます。浮いたお金をもっと増やしたいなら「賃貸お祝い金サイトおすすめ5選比較」をご覧ください。敷金や礼金の負担そのものを減らしたいなら「敷金礼金なし物件はやめとけ?」もあわせてどうぞ。
ただ、初期費用を抑えても、対象の物件かどうかまでは分かりません。
同じ基準(手取りの25〜33%以内)で選んでも、対象かどうかで戻ってくるお金は変わってきます。
対象の物件を選べれば、初期費用に加えてさらに数万円が戻ることもあります。
もし審査に通りそうな物件が見つかったら、まずDoor賃貸で対象かどうか確かめてから契約すると無駄がありません。


